非店舗型ビジネス(SAB)のGBPが停止されたら?原因の切り分けと再審査チェックリスト

こんにちは!アド・ボイスの小池です。今日はローカルビジネスのオーナーの皆さんにとって非常に重要なテーマ、Googleビジネスプロフィール(GBP)における非店舗型ビジネスの停止トラブルと、その対処法についてお話しします。

「出張専門だから住所は隠してるし大丈夫」と思っていませんか?実は、それだけでは安心とは言い切れないんです。GBPには適格性や表示方法についてのガイドラインがあり、知らないうちにルールから外れてしまい、プロフィールが停止される事業者さんも少なくありません。

ただ、必要以上に怖がる必要はありません。停止の原因はケースによって異なりますし、Googleは確認や再審査の手順もきちんと用意しています。この記事では、停止が起きたときに「何を、どの順番で確認すればいいか」を、公式ヘルプの内容に沿ってチェックリスト形式で整理しました。一緒に確認していきましょう!

※本記事の内容は2026年8月19日時点のGoogleビジネスプロフィール ヘルプをもとに確認しています。仕様や手順は変更されることがあるため、最新情報は記事末尾の公式ヘルプもあわせてご確認ください。SABの基本設定については、姉妹記事「Googleビジネスプロフィールの非店舗型ビジネス(SAB)・ハイブリッド型ビジネス運用ガイド」で詳しく解説しています。

非店舗型ビジネス(SAB)とは?

まず基本からおさらいしましょう。非店舗型ビジネス(Service Area Business:SAB)とは、店舗でお客様を迎えるのではなく、お客様のもとへ出向いてサービスを提供するビジネスのことです。

具体的には、配管工事、電気工事、清掃業、出張マッサージ、造園、ハウスクリーニング、鍵の出張サービス、出張修理などが該当します。

Googleのガイドラインでは、お客様が来訪しない拠点(自宅など)の住所はプロフィール上に表示しないこととされています。ただ、この基本ルールを守っていても、名称の表記やサービス提供地域の設定など、ほかの要因でプロフィールが停止されるケースがあるんです。

「停止」にも種類がある―まず状態を見極めましょう

「停止された!」と一口に言っても、実際の状態はいくつかに分かれます。対処法が変わるので、管理画面に表示されているメッセージをまず確認してください。

  • 確認待ち・再確認が必要な状態:プロフィールは存在しますが、オーナー確認が取り消され、編集や返信などの管理機能が制限されます。情報の大きな変更(住所・名称・カテゴリなど)がきっかけになることがあります。
  • 停止(ガイドライン違反の疑い):プロフィールがGoogle検索・マップに表示されなくなる、または管理できなくなる状態です。ポリシーに反する可能性があるとGoogleが判断した場合に起こります。
  • 一部コンテンツの制限:投稿や写真、口コミ返信など、特定の機能だけが制限されるケースもあります。

お客様の立場で考えてみると、検索しても出てこないお店には連絡のしようがありませんよね。どの状態であっても、放置せずに原因を切り分けて対処することが大切です。

停止されたときの確認チェックリスト(6ステップ)

ここからが本題です。SAB事業者さんが停止トラブルに直面したとき、公式ガイドラインに沿って確認すべきポイントを、優先順位の高い順に整理しました。再審査を申請する前に、上から順番にチェックしてみてください。

ステップ1:そもそもGBPの適格性を満たしているか

GBPに登録できるのは、営業時間中にお客様と直接対面でやり取りするビジネスです。完全にオンラインのみで完結するサービスや、対面でのやり取りがない事業は対象外とされています。また、まだ営業を開始していない場合や、実態のない拠点を登録していると、停止の対象になる可能性があります。

ステップ2:住所の表示設定は正しいか

「住所を表示した方がMEO的に有利」と考えて、自宅住所を公開したままにしていませんか?お客様が来訪しない住所を表示することはガイドラインに沿わないため、不実表示と判断されてプロフィールが停止される可能性があります。

出張専門であれば住所を非表示にし、店舗でもお客様を迎える「ハイブリッド型」であれば、実際に営業している店舗の住所のみを表示しましょう。

ステップ3:ビジネス名は実際の名称と一致しているか

「東京の水道修理・緊急対応24時間」のように、ビジネス名に地名やサービス名、キャッチコピーを含めていませんか?

ビジネス名は、看板・Webサイト・名刺などで実際に使っている正式名称と一致させる必要があります。検索されたいキーワードを名前に詰め込むことはガイドライン違反とされ、停止の原因になり得ます。「ここにこそチャンスがある」と思いたくなる気持ちは分かりますが、そこにこそリスクがあると考えてください。

ステップ4:サービス提供地域の設定は現実的か

サービス提供地域は、実際にサービスを提供している地域を設定します。公式ヘルプでは、設定できる地域は最大20か所、全体の範囲は拠点からおおむね車で2時間以内が目安とされています。「商圏を広く見せたい」からといって実態より広い範囲を設定すると、不実表示と見なされる可能性があります。

ステップ5:重複プロフィールや複数登録はないか

商圏を広げるために、同じ事業者が実態のない複数の地点でプロフィールを作成する行為は、ガイドラインで禁止されています。過去に作った古いプロフィールが残っていて、意図せず重複しているケースもあります。心当たりがある場合は、重複分を整理してから再審査に進みましょう。

ステップ6:証明資料をそろえて再審査を申請する

ステップ1〜5を見直して修正したら、Googleの再審査リクエストフォームから申請します。このとき重要なのは、提出する書類がGBPに登録されている情報(ビジネス名・住所・電話番号)と一致していることです。

ビジネス名義の公共料金請求書や登記事項証明書、開業届、ビジネス名義の契約書などが一般的です。個人名義の請求書は「その人が住んでいる」証拠にはなっても、「ビジネスが存在する」証拠としては弱い点に注意してください。

なお、原因に心当たりがない場合も、修正せずに繰り返し申請するのではなく、上記のチェックを一通り行ったうえで申請することをおすすめします。審査にかかる期間はケースによって異なります。

オーナー確認の方法は「画面に表示されたもの」に従う

再確認を求められた場合、どの確認方法が使えるかはビジネスごとに異なり、Googleが管理画面上で提示した方法の中から選ぶ形になります。ハガキ、電話、メール、動画録画など複数の方法がありますが、すべてのビジネスにすべての方法が用意されているわけではありません。

動画録画による確認が提示された場合は、編集なしの連続した映像で、次の要素を撮影する必要があります。

  • 所在地の証明:周辺の通りや番地表示など、登録した地域にいることが分かる要素
  • ビジネスの実在性:ロゴ入りの作業車や備品、業務用の機材、名刺、請求書など
  • 管理権限の証明:作業車や機材を実際に扱えること、ビジネス名義の書類を持っていることなど

看板を持たないSAB事業者さんにとってハードルが高く感じるかもしれませんが、ロゴ入りの車両(マグネットシートでも構いません)や業務用ソフトの画面、ビジネス名義の書類を事前に用意しておけば対応できます。撮影要件の詳細は公式ヘルプ「動画録画による確認」を参照してください。

停止を未然に防ぐために、普段からできること

ここまでお読みいただいて、少し不安になった方もいらっしゃるかもしれません。大丈夫です。普段から次の3点を意識しておけば、トラブルの多くは避けられます。

対策1:住所非表示とサービス提供地域の設定を定期的に見直す

SABは住所を非表示にし、サービス提供地域は実際に対応している範囲(最大20地域・おおむね車で2時間圏内)に収めておきましょう。拠点の移転や事業範囲の変更があったときは、早めに設定を更新してください。

対策2:再確認に備えて証明資料と撮影素材を用意しておく

ビジネス名義の公共料金請求書や契約書をすぐ出せるようにしておく、車両にロゴを用意しておく、動画確認の手順を一度読んでおく、といった準備があると安心ですね。

対策3:GBPだけに頼らない集客の土台をつくる

SABはマップ上にピンが表示されないため、店舗型に比べて検索での見え方が限られる場面があります。万一の停止時に集客がゼロにならないよう、自社サイトのSEO、お客様からの口コミ(中立的な依頼で)、SNSでの情報発信を組み合わせ、複数の入口を持っておくことをおすすめします。

まとめ

Googleビジネスプロフィールの非店舗型ビジネス運用は、ガイドラインを正しく理解していれば、過度に恐れる必要はありません。停止トラブルが起きたときは、適格性→住所表示→名称→サービス提供地域→重複→証明資料と再審査の順に確認すれば、原因の切り分けと対処がスムーズに進みます。

デジタルの世界は日々進化していますよね。ルールも少しずつ変わりますので、私たちも公式情報を確認しながら、一緒にアップデートしていきましょう!

参考(公式情報・2026年8月19日確認)

アド・ボイスのサポートについて

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そんなお悩みがあれば、ぜひアド・ボイスにご相談ください。クライアントの悩みに徹底的に寄り添い、根本的な解決を目指してさまざまな角度から解決策を提案します。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!これからも変わらぬお付き合い、よろしくお願いします!

投稿者プロフィール

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小池 正顕
アド・ボイス株式会社代表取締役。
「お客様第一主義」を掲げ、クライアントの悩みに徹底的に寄り添い、根本的な解決を目指します。
SEO・MEO・コンテンツマーケティング、SNS運用、広告媒体の活用、企画制作など、幅広いスキルを持ち、常に最新のマーケティングトレンドを追求しています。

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